おはようございます浜野です♪
先週の日曜日、講習会に参加
だめな義歯から、よい義歯へ
ー 総義歯をやさしくする印象と咬合のルール -
と題して東京医科歯科大学大学院 口腔機能再建工学分野 教授
鈴木哲也先生の講演会
最近、歯は予防することが大切ということが広く一般に
認識されるようになり、年をとっても歯を失う方の数は
かなり減ってきています
またインプラントによる治療も広く普及し
義歯による治療は減ってきているようにも感じていました。
しかし義歯による治療をされる患者様の割合は減っているものの
高齢者の方自体が増えているので相対的に義歯による治療は減っていない
というデータがでているようです。
若い方はご存じないかもしれませんが
以前、きんさんぎんさんという双子の姉妹が100歳で元気と
いうことで人気者になったことありました
当時100歳以上の高齢者の方は日本全国で3千数百人いらっしゃったとのことですが
現在は6万数千人にのぼるとのことです
100歳になると銀の杯が国から贈られていたのが
あまりの数の多さに銀のメッキを塗られたものに変更になったようです
以前に比べるとお歳をとっても元気な方が多いなぁ~と感じていましたが
こうしてデータでみるとあらためて高齢化の凄さを感じます
ということでこれからも義歯による治療は歯科医療の重要な分野の1つで
あることにかわりはなく、むしろ以前より顎骨の吸収が進行した骨量の少ない難症例
が増えている現状では
高齢者の方がいつまでも元気で健康でいられるようおいしくなんでも食べれる
よい義歯が必要とされています
今回の鈴木先生の講演会では、口腔の解剖学的および機能学的要素から
義歯の製作にかかわる重要な原則を解説していただくのと同時に
義歯完成後の調整におけるポイントや手順を分かりやすく教えていただいて
今まで気が付かなかった新たなな視点を持つことができ、大変参考になりました
今回の講演会でわかりやすく丁寧に解説いただいた
鈴木先生には感謝の一言です<m(__)m>
これから義歯の製作や調整のレベルが上がり患者様の
喜ぶ笑顔がみれると思うと楽しみで仕方ありません
これからも患者様の幸せに貢献し
かつ日々の診療を楽しめるよう
様々な学びを行い歯科医療の道を追及していきたいと思います