クリニックブログ

食生活が歯の健康に与える 影響を考えてみましょう

Q. 加工食品に頼りがちな食生活。 どんな問題があるのでしょうか?

発達へのさまざまな影響が問題視されています

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現代の日本の食生活はインスタント食品や加工食品など簡単に作れる食品が増え、とても豊かで便利になりました。

しかし、“豊か”である事がすべてにおいて良い影響を与えるとは残念ながら言えないのです。

「好きな物(食事・おやつ)を好きな時に好きなだけ自 由に口にする事ができる」ことで、生活習慣 が乱れ食事をとって必要な栄養素を摂取したり、肥満傾向に陥ったりという問 題が起こりやすくなります。

生活リズムの乱れから食事やおやつのあと歯を磨くなど生活習慣がしっかり確率されず歯や口腔内の不衛生、またやわらかいものをよく咬まずにたべることが多くなっていることから顎の未発達なども問題視されています。

顎の正常な発育は、きれいな歯並びや正しい咬みあわせを育成することにもつながります。

 

 

Q. 何から改善すべきでしょうか?

まずは「よく噛む」習慣づくりを

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噛む事は唾液の分泌を増やし口腔内の浄化作用を高め、顔の筋肉の活性化・血流を促し、結果として正常な顎関節の形成にも繋がります。

また、咀嚼筋による刺激が脳細胞の働きも活発にしてくれます。勘違いされがちなんですが、固い物を噛めばいいというわけではありません。咀嚼筋を適度に使う “噛みごたえ”が大事 なんです。

そのためには、「歯ごたえのある食材・調理法を工夫する」事が大切だと言われています。

食材では豆類や芋類、乾物類や海草類。調理法では、切り方や素材の組み合わせ方でも噛む回数は変わってきます。時間をかけてしっかり噛んで食物を自分自身の歯で細かく砕いで

飲み込むことが、顎の発達に重要な役割をもつといわれています。その際、お茶やお水で食物を流し込むことは避けましょう。しっかり嚥下することも重要な機能の一つですので日々訓練する必要があります。

手間はかかりますが、お子さんの身体と心の健康のためにもぜひ実践に移していただきたいとよろしいかとおもいます。

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